ここまで、
ChatGPTへ、自分のゴルフプロフィール。
14本のクラブセッティング。
ラウンド結果。
練習記録。
試打データ。
ゴルフの目標。
を伝える方法を紹介してきました。
そしてARTICLE 08では、
長く使う基本情報をMemoryとして活用する考え方を紹介しました。
では、
こうしたゴルフ情報を、
一つの場所にまとめて継続的に相談したい
ときはどうすればよいのでしょうか。
そこで使えるのが、
ChatGPT Projects
です。
Golf Bridgeでは、
これを、
「自分専用ゴルフルーム」
として使う方法を提案します。
プロフィールも。
クラブも。
スコアも。
練習も。
試打も。
目標も。
一つのProjectへまとめて、
その中でゴルフの相談を続けていく。
これが、
ARTICLE 09のテーマです。
まず知っておきたい|ChatGPT Projectsとは?
2026年8月時点のOpenAI公式情報では、
Projectsは、
長期的な取り組みに関する情報を一つの場所へまとめるためのワークスペースです。
Projectの中には、
- 複数のチャット
- 参考ファイル
- プロジェクト専用の指示
などをまとめることができます。
そのため、
毎回新しいチャットをゼロから始めるより、
一つのテーマについて、
複数の会話や資料をまとめながら続ける
使い方に向いています。
ゴルフは、
まさにこの使い方と相性があります。
Projectsは「1つの長いチャット」とは違う
一つのチャットで、
すべてのゴルフ相談を続けることもできます。
ただ、
会話が長くなると、
「クラブ相談はどこだった?」
「前回のラウンド振り返りはどこ?」
「試打の話と練習の話が混ざってきた。」
となることがあります。
Projectsでは、
一つのProjectの中に、
複数のチャットを作れます。
たとえば、
- ゴルフプロフィール
- クラブセッティング
- ラウンド振り返り
- 練習記録
- 試打・フィッティング
- 目標管理
と分けられます。
テーマは一つ。
会話は分ける。
これが、
自分専用ゴルフルームを使いやすくするポイントです。
おすすめのProject名|「My Golf Room」でも十分
Project名は、
難しく考える必要はありません。
たとえば、
- My Golf Room
- 私のゴルフ
- AI × My Golf
- ゴルフ成長記録
- Golf Partner
などです。
Golf Bridgeとしては、
分かりやすく、
「My Golf Room」
のような名前でもよいと思います。
大切なのは名前より、
「ここへ自分のゴルフ情報を集める」
という役割を明確にすることです。
最初にProject Instructionsを設定する
Projectsでは、
そのProjectだけに適用される指示を設定できます。
OpenAI公式情報では、
Project Instructionsは、
そのProject内での回答方法を指定するための設定です。
そして、
Project Instructionsは、
そのProject内ではグローバルのCustom Instructionsより優先されます。
そこで、
ゴルフProjectには、
「このProjectでは、
私のゴルフを継続的に一緒に整理してください。」
という基本方針を入れておきます。
Golf Bridgeおすすめ|Project Instructionsの基本思想
自分専用ゴルフルームでは、
AIへ何でも決めてもらうのではなく、
一緒に整理する役割
を持たせます。
たとえば、
次のような方針です。
- ゴルファー本人が最終判断する
- 入力していない情報を推測しない
- 確認済みの事実と本人の感覚を分ける
- 不足情報があれば質問する
- スコアだけでなく本人の目標も見る
- クラブ単体ではなく14本全体を見る
- 練習とラウンドをつなげる
- AIが原因を断定しすぎない
- 最新情報は公式情報で確認する
この考え方を、
Project全体の共通ルールにします。
最初に入れたい情報①|自分のゴルフプロフィール
最初に用意したいのは、
ARTICLE 02で作ったゴルフプロフィールです。
たとえば、
- 平均スコア
- ベストスコア
- ゴルフ歴
- 持ち球
- よく出るミス
- 練習頻度
- ラウンド頻度
- 現在の目標
などです。
Projectの中に、
「私のゴルフプロフィール」
というチャットを1本作っておくと分かりやすくなります。
最初に入れたい情報②|14本のクラブセッティング
次に、
ARTICLE 03で整理した14本です。
クラブ名だけでなく、
- 飛距離
- 役割
- 使用頻度
- 得意・苦手
- 本人の感覚
も含めておきます。
そうすると、
新しいクラブを試打したときに、
「このクラブが良いですか?」
だけではなく、
「現在の14本の中で、
どこへ入る?」
と考えやすくなります。
最初に入れたい情報③|現在のゴルフ目標
ARTICLE 07で整理した目標も、
Projectへ入れておきます。
たとえば、
「まず100を安定して切りたい。」
「90切りを目指している。」
「競技ゴルフへ挑戦したい。」
「スコアだけでなく、
友人とのラウンドを楽しみたい。」
という内容です。
目標があることで、
ラウンド、
練習、
クラブ選びを、
同じ方向へつなげやすくなります。
ラウンドごとにチャットを分ける方法もある
ラウンド記録は、
一つの長いチャットへ全部追加しても構いません。
ただ、
回数が増えてきたら、
「2026年8月 ○○ゴルフクラブ」
「2026年9月 ○○カントリー」
のように、
ラウンドごとにチャットを分ける方法もあります。
そのうえで、
「直近3ラウンドの共通傾向を整理して。」
と相談します。
Projectsでは、
同じProject内の会話を文脈として参照できる設定があるため、
複数チャットを一つのテーマとして扱いやすくなります。
練習記録もProjectへ戻す
ラウンドで、
「50ヤード以内でミスが多かった。」
と分かった。
次の練習では、
50ヤードを中心に確認した。
その結果を、
練習記録のチャットへ入れます。
そして次のラウンド後、
「前回の課題だった50ヤード以内はどう変わった?」
と振り返ります。
ラウンド → 練習 → ラウンド
を一つのProjectでつなげる。
これが、
自分専用ゴルフルームの大きな使い方です。
試打データや資料もProjectへまとめられる
現在のProjectsでは、
参考資料として、
PDF、
表計算ファイル、
文書、
画像、
テキストなどを追加できます。
たとえば、
- 試打結果のスクリーンショット
- フィッティング結果
- クラブセッティング表
- ラウンド記録
- 自分で作った練習メモ
などです。
ただし、
ファイル数の上限は利用プランによって異なります。
また、
古くなった資料が残ると、
現在の情報と混ざることがあります。
ファイルを増やすことより、
現在使う資料を分かりやすく保つ。
これを意識します。
MemoryとProjectsは同じものではない
ここは重要です。
ARTICLE 08で紹介したMemoryと、
今回のProjectsは、
同じ機能ではありません。
Memoryは、
継続的な会話で役立つユーザー情報を扱う仕組みです。
Projectsは、
特定の取り組みに関する、
チャット、
ファイル、
指示などをまとめるワークスペースです。
Golf Bridgeでは、
Memory=自分の長期的な基本情報
Projects=ゴルフというテーマをまとめる場所
と考えると、
違いを理解しやすくなります。
Project-only memoryという選択肢もある
2026年8月時点のChatGPT Projectsでは、
Projectごとに、
- Default memory
- Project-only memory
を選べる場合があります。
Project-only memoryを使うと、
そのProject内の会話を文脈として使いながら、
Project外の会話や保存済みMemoryを参照しない
使い方ができます。
また、
Project外のチャットから、
そのProject内の会話を参照することもありません。
つまり、
「ゴルフの話は、この部屋の中で完結させたい」
という使い方に向いています。
Default memoryとProject-only memory、どちらがゴルフ向き?
これは、
どちらが絶対に正しいという話ではありません。
たとえば、
普段のChatGPTにも、
「自分は100切りを目指している。」
「ゴルフでは安心感を大切にしている。」
といった情報を使ってほしいなら、
Default memoryの方が使いやすい場合があります。
一方で、
「ゴルフ情報はゴルフProjectの中だけで扱いたい。」
「ほかの仕事や生活の相談と混ぜたくない。」
という場合は、
Project-only memoryが分かりやすいことがあります。
広く使うか。
部屋の中へ閉じるか。
この違いとして考えます。
2026年8月から、既存ProjectでもMemory設定を変更できる
OpenAIの2026年8月14日の更新により、
対象となる非共有Projectでは、
作成後でもMemory設定を変更できるようになりました。
Projectを開き、
Project settingsから、
Default memory
または、
Project-only memory
を選択します。
設定変更が反映されるまで、
時間がかかる場合があります。
最初に決めた設定から、
あとで使い方に合わせて見直せる。
これは、
長く使うゴルフProjectでは便利なポイントです。
Project-only memoryでは、外のMemoryを前提にしない
たとえば、
通常のChatGPT Memoryに、
「平均スコアは98前後。」
と保存されているとします。
Project-only memoryを設定したゴルフProjectでは、
その保存済みMemoryは参照されません。
だから、
Project内で必要なゴルフプロフィールは、
Projectのチャット、
ファイル、
指示などを使って、
Project内にも用意しておきます。
Project-onlyにしたのに、
外のMemoryを覚えている前提で相談しない。
ここは重要です。
Project memoryは「Memory一覧」として見る機能ではない
OpenAI公式情報では、
Project memoryについて、
個人Memoryのような
「ProjectのMemory一覧」
を表示する機能はありません。
ChatGPTは、
必要に応じて同じProject内の別の会話を文脈として使います。
そのため、
「この会話は今後Project内で参照してほしくない。」
という場合は、
対象の会話を削除したり、
別のProjectへ移動したりする必要があります。
Project memoryは、
一覧へ項目を保存していく仕組みとは違う。
ここも、
ARTICLE 08のMemoryとの違いです。
Project Instructionsには「更新された情報を優先」と入れておく
長くProjectを使うと、
古い情報と新しい情報が混ざることがあります。
たとえば、
以前の平均スコアは105。
現在は98。
以前のドライバーはA。
現在はB。
という状態です。
そこでProject Instructionsには、
「情報が矛盾する場合は、
最新の日付またはユーザーが現在情報だと明示した内容を優先し、
分からない場合は確認してください。」
というルールを入れておくと便利です。
クラブ変更をしたら「現在の14本」を更新する
Projectsへ情報をまとめても、
自動的に現在のクラブが永遠に正しい状態へ更新されるわけではありません。
ドライバーを変えた。
7Wを追加した。
UTを抜いた。
シャフトを変えた。
そんなときは、
「現在の14本はこちらです。」
と最新情報を伝えます。
古いクラブセッティングと混同しないよう、
日付や「現行」という表記を使う方法もあります。
Projectは「ゴルフの記録倉庫」にし過ぎない
Projectsへ、
何でも保存したくなることがあります。
でも、
情報量が多いほど、
必ず相談しやすくなるわけではありません。
たとえば、
毎回ほとんど同じ写真を大量に入れる。
古いクラブ資料を全部残す。
一度しか使わないメモを大量に追加する。
すると、
自分でも何が現在情報か分かりにくくなります。
保存するためのProjectではなく、
相談するためのProject。
この考え方で整理します。
おすすめの「My Golf Room」構成
最初から複雑にする必要はありません。
たとえば、
次のような構成から始めます。
- 私のゴルフプロフィール
- 現在の14本
- 現在のゴルフ目標
- ラウンド振り返り
- 練習記録
- 試打・フィッティング
そして必要になったら、
- 競技ゴルフ
- ゴルフ旅行
- ゴルフスクール
- シャフト選び
などを追加します。
最初は小さく。
必要になったら育てる。
Projectsにも、
この考え方が合います。
自分専用ゴルフルームで作りたい循環
最終的に目指したいのは、
情報を並べることではありません。
たとえば、
ラウンドする。
結果をProjectへ伝える。
課題を整理する。
練習する。
練習結果を伝える。
必要なら試打する。
クラブセッティングを見直す。
またラウンドする。
そして、
目標との距離を確認する。
プロフィール
→ ラウンド
→ 練習
→ クラブ
→ 試打
→ 目標
→ またラウンド。
この循環を一つのProjectでつなぎます。
Projectsがあっても、AIが自動でゴルフを理解し切るわけではない
Projectへたくさん情報を入れたとしても、
ChatGPTがゴルファーを完全に理解した、
という意味ではありません。
古い情報があるかもしれません。
本人の気持ちが変わることもあります。
ラウンドごとに状況も違います。
だから、
「前回とは違って、今日はこう感じた。」
「目標を変えました。」
「現在のクラブはこちらです。」
と、
最新の自分を伝え続けます。
Projectsは、
AIに全部任せる場所ではありません。
自分とAIが継続的に考えるための場所です。
ChatGPT実践プロンプト|My Golf RoomのProject Instructionsを作る
自分専用ゴルフルームを作ったら、
最初にProject Instructionsを設定しておくと、
Project全体の相談方針をそろえやすくなります。
次の内容は、
Golf Bridgeが提案する
「育てるAI × Golf」用の基本Instructions
です。
自分の使い方に合わせて、
不要な部分は削除したり、
ルールを追加したりしてください。
このProjectは、
私のゴルフについて継続的に相談・整理するための
「My Golf Room」です。
あなたには、
私のゴルフを一方的に評価したり、
答えを決めたりするのではなく、
・現在の状況
・ゴルフプロフィール
・クラブセッティング
・ラウンド結果
・練習記録
・試打データ
・本人の感覚
・ゴルフの目標
をつなげながら、
私と一緒に考えるパートナーとして対応してほしいです。
【基本方針】
1. ゴルフの最終判断は私自身が行います。
2. 私が入力していない情報、数値、クラブ仕様、原因を推測して事実のように扱わないでください。
3. 情報を次のように分けてください。
・確認できている事実
・本人の感覚
・推測や仮説
・まだ分からないこと
4. 情報が不足している場合は、
結論を急がず、
必要な追加質問をしてください。
5. 一度に大量の質問をせず、
重要度の高い質問を3〜5個程度に絞ってください。
6. 私のスコアだけでなく、
私がどんなゴルフをしたいのか、
現在の目標も考慮してください。
7. クラブ相談では、
候補クラブ単体だけでなく、
現在の14本の中での役割も確認してください。
8. 距離が重なっているだけで、
クラブを不要と判断しないでください。
9. 距離の空白があるだけで、
新しいクラブの購入が必要だと判断しないでください。
10. 試打では、
最大飛距離だけでなく、
複数球の傾向、
左右のばらつき、
ミスショット、
本人の振り感も考慮してください。
11. 練習記録では、
打った球数だけで評価せず、
何を確認するための練習だったのかを重視してください。
12. ラウンド振り返りでは、
悪かったことだけでなく、
良かったことも整理してください。
13. スコアや結果だけから、
スイングの原因を断定しないでください。
14. 本人が感じた
「振りやすい」
「怖い」
「安心できる」
「構えやすい」
「数字は良いが好きではない」
などの感覚も重要な情報として扱ってください。
15. 一回だけ感じたことと、
複数回繰り返し確認できている傾向を分けてください。
16. 過去の情報と現在の情報が矛盾する場合は、
最新の日付の情報、
または私が「現在の情報」と明示した内容を優先してください。
17. どちらが最新か判断できない場合は、
勝手に決めず私へ確認してください。
18. クラブを変更した場合は、
古いセッティングを現在の14本として扱わないでください。
19. ゴルフ目標が変わった場合は、
以前の目標を現在の目標として固定しないでください。
20. 「以前はこうだった」と
「現在はこうである」を分けてください。
21. 新しいクラブの購入、
リシャフト、
レッスン、
フィッティングなどを、
AIだけで決定しないでください。
22. 必要に応じて、
KEEP、
再試打、
追加確認、
フィッティング、
レッスン、
保留なども選択肢として整理してください。
23. 現在販売されているクラブやシャフトなどの製品仕様、
価格、
発売情報など変動する内容は、
メーカー公式情報など最新の一次情報で確認すべき項目として扱ってください。
24. ゴルフ大会の参加資格、
日程、
申込期限、
競技条件などは、
主催者の最新公式情報で最終確認してください。
25. ゴルフ場の料金、
予約、
営業状況、
交通、
天候など変動する情報は、
最新の公式情報や適切な情報源で確認してください。
26. 身体の痛みや強い違和感について、
AIだけで原因や治療方法を断定しないでください。
必要に応じて医療専門家への確認を勧めてください。
27. 私の目標をAIが勝手に決めないでください。
28. 私が目標を達成できるかどうかを、
根拠なく「絶対できる」「無理」と断定しないでください。
29. 一度に多くの改善項目を出すより、
次に確認することを1〜3個程度に絞ることを優先してください。
30. 私が練習やラウンド、試打の結果を報告したら、
以前の相談内容とつなげながら、
「何が変わったか」を整理してください。
【情報管理ルール】
このProjectでは、
できるだけ次の区分を意識してください。
A|現在の基本プロフィール
B|現在の14本
C|現在の目標
D|ラウンド記録
E|練習記録
F|試打・フィッティング記録
G|本人の感覚・価値観
H|過去の情報
I|まだ確認できていない情報
情報が古くなっている可能性がある場合は、
現在情報として断定せず確認してください。
【回答するときの基本形】
相談内容に応じて、
必要であれば次の順番で整理してください。
① 現在確認できていること
② 本人が感じていること
③ 良かったこと
④ 困っていること
⑤ 過去から変わったこと
⑥ まだ分からないこと
⑦ 考えられる選択肢
⑧ 次に確認すること
⑨ 次の練習・ラウンド・試打で試すこと
⑩ 人や専門家へ確認すること
⑪ 最新公式情報で確認すること
最も大切なことは、
「AIが私のゴルフを決める」
のではなく、
「私が自分のゴルフを考えるために、
AIと一緒に情報を整理する」
ことです。
この方針を、
このProjectでのゴルフ相談の基本にしてください。
このInstructionsを入れたからといって、
ChatGPTが自分のゴルフを完全に理解するわけではありません。
ここで決めるのは、
「この部屋では、どう一緒に考えるか」
という基本ルールです。
🤖 ChatGPTでこのプロンプトを使う方法
STEP 1|ゴルフ用Projectを作る
ChatGPTで新しいProjectを作り、
「My Golf Room」
など、
自分で分かりやすい名前を付けます。
STEP 2|Memoryの使い方を考える
Projectの使い方に応じて、
Default memoryまたはProject-only memoryなど、
利用できる設定を確認します。
普段のChatGPTで使っている自分の情報も活用したいのか。
それとも、
ゴルフ情報をProject内で分けて扱いたいのか。
自分の目的に合わせて選びます。
STEP 3|Project Instructionsへ基本ルールを入れる
先ほどのInstructionsをコピーして、
Projectの指示へ設定します。
30項目すべて必要という意味ではありません。
自分に不要なルールは削除して構いません。
STEP 4|「私のゴルフプロフィール」を作る
最初のチャットとして、
「私のゴルフプロフィール」
を作ります。
平均スコア、
ゴルフ歴、
持ち球、
ミス、
練習頻度、
現在の目標などを整理します。
STEP 5|「現在の14本」を作る
次に、
クラブセッティング用のチャットを作ります。
クラブ名だけでなく、
飛距離、
役割、
使用頻度、
得意・苦手、
本人の感覚も残します。
STEP 6|現在の目標を共有する
100切り。
90切り。
競技ゴルフ。
飛距離アップ。
もっと楽しく回りたい。
現在の目標をProject内でも明確にします。
STEP 7|ラウンドしたら結果を戻す
ラウンド後は、
スコアだけでなく、
- 良かったこと
- 困ったこと
- OB・ペナルティ
- 3パット
- 本人の感覚
などを伝えます。
STEP 8|練習したら練習結果を戻す
ラウンドで見つけた確認事項を練習し、
その結果もProjectへ戻します。
STEP 9|試打したら現在の14本と比較する
試打データを単独で見るのではなく、
現在の14本や目標との関係も確認します。
STEP 10|情報が変わったら更新する
平均スコア。
クラブ。
目標。
苦手。
本人の感覚。
変わったものは、
現在の情報として更新します。
STEP 11|定期的に「現在地」をまとめる
ある程度記録が増えたら、
「このProjectにある現在の私のゴルフを整理してください。」
と相談します。
その内容を本人が確認し、
古い情報や誤解があれば修正します。
STEP 12|またゴルフへ戻る
AIとの相談だけで完結させません。
練習する。
ラウンドする。
試打する。
レッスンを受ける。
そして結果をProjectへ戻します。
AI → ゴルフ → AI → ゴルフ。
この循環を作ります。
My Golf Room|最初の6チャット
最初から大量のチャットを作る必要はありません。
まずは、
次の6つくらいから始めると分かりやすいでしょう。
- 私のゴルフプロフィール
- 現在の14本
- 現在のゴルフ目標
- ラウンド振り返り
- 練習記録
- 試打・フィッティング
必要になったら、
あとから増やします。
部屋を作ることより、
その部屋でゴルフを考え続けること。
こちらが重要です。
チャットを細かく分けすぎなくてもいい
Projectsを使い始めると、
「ドライバー」
「アイアン」
「ウェッジ」
「パター」
「100切り」
「90切り」
と、
どんどんチャットを増やしたくなるかもしれません。
でも、
最初から細かく分ける必要はありません。
たとえば、
クラブ相談は、
最初は
「現在の14本」
にまとめても構いません。
相談量が増えてきたら、
ドライバー専用などへ分けます。
最初は大きく。
必要になったら分ける。
このくらいで十分です。
ラウンド記録は「日付」を入れると分かりやすい
ラウンド記録が増えてくると、
いつの情報かが重要になります。
たとえば、
「2026年8月28日|○○ゴルフクラブ|スコア101」
というように、
日付を付けておきます。
そうすると、
「直近3ラウンド」
「この3か月」
「100切りを目標にしてから」
といった比較をしやすくなります。
クラブセッティングには「現行」と日付を付ける
クラブ情報も、
時間とともに変わります。
そこで、
「現在の14本|2026年8月版」
のように、
現在情報だと分かる形にします。
クラブ変更後は、
「現在の14本|2026年10月版」
のように更新できます。
古いセッティングは、
比較用の履歴として残す方法もあります。
その場合も、
現行と過去を混同しない。
これが重要です。
目標にも「現在」を付ける
ゴルフ目標も変わります。
そこで、
「現在の目標|100切り」
という形で整理します。
達成したら、
「2026年○月|100切り達成」
として履歴に残し、
「現在の目標|90台安定」
へ更新することもできます。
過去の目標は履歴。
今の目標は現在地。
分けておくと、
ゴルフの変化を振り返りやすくなります。
「今の私をまとめて」で定期チェックする
Projectを長く使っていると、
情報が増えてきます。
そこで、
月に一度、
数ラウンドごと、
クラブ変更後など、
自分の好きなタイミングで、
「このProject内で確認できる現在の私のゴルフを整理してください。
古い可能性がある情報、
矛盾している情報、
不足している情報も分けてください。」
と相談してみます。
そして、
AIのまとめを本人が確認します。
AIがまとめたから正しい、
ではありません。
自分で現在情報と照らし合わせることが大切です。
Default memoryが向いている使い方
Default memoryは、
普段のChatGPTで使っている情報も含めながら、
ゴルフProjectを使いたい人に向く場合があります。
たとえば、
普段からChatGPTへ、
「私は週末にゴルフをすることが多い。」
「100切りを目標にしている。」
などを伝えていて、
その文脈もゴルフProjectで活用したい場合です。
ただし、
利用できる文脈は設定や現在の仕様によって変わるため、
必要なゴルフ情報はProject内でも明確にしておくと安心です。
Project-only memoryが向いている使い方
Project-only memoryは、
「ゴルフはゴルフだけでまとめたい」
という使い方に向いています。
たとえば、
ChatGPTを、
- 仕事
- 旅行
- 料理
- 勉強
- ゴルフ
など、
さまざまな用途で使っているとします。
その中で、
「ゴルフProjectでは、
この部屋のゴルフ情報だけを使いたい。」
という場合です。
Project外の保存Memoryや会話を前提にしないため、
必要なゴルフ情報はProject内へ用意します。
Project-only memoryでも「完全理解」ではない
同じProject内に情報があるからといって、
ChatGPTがすべての過去チャットを毎回答で完全に読み直し、
すべてを正確に把握する、
という意味ではありません。
大切な情報は、
必要な相談のときに、
改めて確認しても構いません。
たとえば、
クラブ購入を考えるときは、
「現在の14本はこちらです。」
と最新セッティングを確認する。
競技相談なら、
「現在の目標はこちらです。」
と確認する。
Projectsがあるから説明不要、
ではなく、
説明を積み重ねやすくなる。
この理解が大切です。
ファイルは「最新」「過去」を分かるようにする
Projectへ資料を追加する場合も、
現在情報か過去情報かが分かる名前にすると便利です。
たとえば、
- 現在のクラブセッティング_2026-08
- 試打データ_2026-08-28
- ラウンド記録_2026-08
- 旧クラブセッティング_2026-04
という形です。
AIのためだけでなく、
自分自身が見返して分かる名前にする。
これがおすすめです。
古いファイルを残すなら「過去資料」と明示する
昔の試打データや、
以前のクラブセッティングは、
比較材料になることがあります。
だから、
必ず削除しなければならないわけではありません。
ただし、
現在情報と混ざらないように、
「過去資料」
「旧セッティング」
「比較用」
などと分かるようにします。
古い情報が悪いのではなく、
古い情報を現在情報として扱うことが問題です。
Projectsを「AIゴルフ日記」にすることもできる
Projectsは、
クラブ相談だけに使う必要はありません。
たとえば、
ラウンドするたびに、
「今日は98。
前半47、後半51。
OB2回。
3パット3回。
ドライバーは前回より安心して振れた。」
と残します。
練習したら、
「今日は80球。
50ヤードを中心に練習。
前回より距離感が合いやすかった。」
と残します。
すると、
Project全体が、
自分とAIで作るゴルフ日記
のようになっていきます。
でも「記録すること」が目的にならないようにする
記録を始めると、
すべて残したくなることがあります。
でも、
ゴルフを楽しむ時間より、
記録する時間の方が長くなってしまったら本末転倒です。
だから、
「次の相談に役立つことだけ残す」
でも構いません。
たとえばラウンド後、
- スコア
- 大きなミス
- 良かったこと
- 本人の感覚
- 次に確認したいこと
だけでも十分です。
ProjectsとMemoryは「どちらか一つ」ではない
Memoryを使うならProjectsはいらない。
Projectsを使うならMemoryはいらない。
ということではありません。
たとえば、
Memoryには、
「私はゴルフでは安心感を重視する。」
という長期的な価値観。
My Golf Roomには、
現在の14本、
直近のラウンド、
練習記録、
試打データ。
という使い分けも考えられます。
一方で、
Project-only memoryを選び、
ゴルフ情報をそのProjectの中へまとめる方法もあります。
どちらが正解ではなく、
自分が管理しやすい方法を選ぶ。
ゴルフ以外のProjectを作ることもできる
自分専用ゴルフルームの使い方に慣れれば、
テーマ別にProjectを分ける考え方もできます。
たとえば、
- My Golf Room
- Golf Travel
- Golf Tournament
- Club Fitting
などです。
ただし、
最初から細かく分ける必要はありません。
一つのMy Golf Roomから始める。
Golf Bridgeでは、
まずこの形をおすすめします。
Projectsの機能や上限は変わる可能性がある
ChatGPT Projectsは、
今後も機能が更新される可能性があります。
利用できる機能、
ファイル数などの上限、
Memory関連の設定、
画面上の操作方法などは、
プランや時期によって変わる場合があります。
そのため、
具体的な機能や上限を確認するときは、
OpenAIの最新公式情報
を確認してください。
Golf Bridgeでも、
ChatGPTの機能を紹介する記事では、
公開時点の公式情報を確認することを基本にします。
注意|Projectsへ何でも個人情報を入れる必要はない
自分専用Projectだからといって、
何でも入力する必要はありません。
ゴルフ相談なら、
- スコア
- クラブ
- 練習
- 試打
- 本人の感覚
- 目標
などで十分な場合が多くあります。
相談に必要のない個人情報や、
共有したくない情報まで追加する必要はありません。
注意|専門家や公式情報が必要な場面は残る
My Golf Roomへ情報が蓄積されても、
AIだけですべてを判断するわけではありません。
クラブフィッティングなら、
実際の試打やフィッター。
スイングなら、
必要に応じてレッスンプロ。
身体の痛みなら、
医療専門家。
大会なら、
主催者の公式情報。
クラブ仕様なら、
メーカー公式情報。
ゴルフ場の予約や料金なら、
ゴルフ場などの最新情報。
AIと人と公式情報を、
必要に応じて組み合わせる。
これが基本です。
よくある質問
Q. ChatGPT Projectsはゴルフ専用の機能ですか?
いいえ。
Projectsは、
さまざまな長期的な取り組みに使えるChatGPTの機能です。
Golf Bridgeでは、
その仕組みをゴルフへ応用し、
「自分専用ゴルフルーム」として使う方法を提案しています。
Q. Projectsは無料プランでも使えますか?
2026年8月時点のOpenAI公式情報では、
Projectsは無料・有料のChatGPTプランで利用できます。
ただし、
利用できる機能や上限はプランによって異なる場合があるため、
最新の公式情報も確認してください。
Q. MemoryとProjectsは同じですか?
同じではありません。
Memoryは、
継続的な会話で役立つユーザー情報を扱う仕組みです。
Projectsは、
特定テーマのチャット、
ファイル、
指示などをまとめるワークスペースです。
Q. Project-only memoryとは何ですか?
Project内の会話を文脈として使いながら、
Project外の会話や保存Memoryを参照しないための設定です。
ゴルフ情報をゴルフProject内でまとめたい場合に、
使いやすい選択肢の一つです。
Q. Default memoryとProject-only memoryはどちらがおすすめですか?
使い方によります。
普段のChatGPTで使っている自分の情報もゴルフProjectで活用したい場合と、
ゴルフ情報をProject内で分けたい場合では、
向いている設定が変わります。
どちらが優れているというより、
自分の情報管理の考え方に合わせて選びます。
Q. 作ったあとでMemory設定を変えられますか?
2026年8月時点では、
対象となる非共有Projectについて、
Project settingsからMemory設定を変更できる仕組みが案内されています。
機能は更新される可能性があるため、
実際の設定画面や最新のOpenAI公式情報も確認してください。
Q. Project内のすべての会話をChatGPTが必ず覚えていますか?
「Projectへ入れれば、
すべての過去情報を毎回完全に把握する」
と考えない方が安全です。
重要な現在情報は、
必要な相談のときに確認し、
古い情報と矛盾していないかもチェックしてください。
Q. ProjectのMemory一覧を見ることはできますか?
2026年8月時点のOpenAI公式情報では、
個人Memoryのような
「Project memoryの一覧」
を表示する仕組みはありません。
参照してほしくないProject内の会話がある場合は、
対象チャットの削除や移動などを検討します。
Q. 14本のクラブは毎回入力しなくてもいいですか?
Project内に最新セッティングを整理しておくことで、
毎回ゼロから説明する負担を減らせます。
ただし、
クラブを変更したら、
必ず現在情報を更新してください。
Q. ラウンドごとに新しいチャットを作るべきですか?
必須ではありません。
一つのラウンド記録チャットへ継続して追加しても、
ラウンドごとに分けても構いません。
自分があとから見返しやすい方法を選びます。
Q. Projectを作ればMemoryは不要ですか?
必ずしもそうではありません。
MemoryとProjectsを組み合わせる方法も、
Project-only memoryでゴルフ情報をProject内にまとめる方法もあります。
Q. Projectを作ればChatGPTが自分専用ゴルフAIになりますか?
Projectを作るだけで、
AIが本人のゴルフを完全に理解するわけではありません。
自分の情報を伝え、
結果を報告し、
古い情報を更新し、
必要なときに訂正することが大切です。
関連記事|育てるAI × Golf
まとめ|Projectsで「自分とAIがゴルフを考える場所」を作る
ChatGPT Projectsを使う目的は、
ゴルフ情報を大量に保存することではありません。
プロフィール。
現在の14本。
ラウンド結果。
練習記録。
試打データ。
本人の感覚。
ゴルフの目標。
それぞれをつなげながら、
「今の自分は、次に何を考える?」
と相談できる場所を作ることです。
ラウンドする。
結果を伝える。
練習する。
結果を伝える。
試打する。
比較する。
クラブを変えたら更新する。
目標が変わったら更新する。
そして、
またラウンドする。
情報をためるのではなく、
ゴルフの経験をつなげる。
これが、
Golf Bridgeが提案する
「My Golf Room」です。
Memoryを使う。
Projectsを使う。
Project-only memoryを使う。
必要なときに自分から情報を伝える。
どの方法を選んでも、
最も大切なことは同じです。
AIに自分を決めてもらわない。
自分がAIへ情報を伝え、
一緒に考える。
そして、
ゴルフ場や練習場へ戻って、
実際に試してみる。
その結果を、
またAIへ伝える。
AI → Golf → AI → Golf。
この循環が、
「育てるAI × Golf」を形にしていきます。
そして、
この循環で忘れてはいけないものがあります。
数字では表せない、
「今日は振りやすかった。」
「このクラブはなぜか怖い。」
「数字は良いけれど好きではない。」
「スコアは悪かったけれど、
今日はゴルフが楽しかった。」
という、
ゴルファー本人の感覚です。
次のARTICLE 10では、
ChatGPTに「感覚」を伝えるとゴルフ相談はどう変わるのか
を掘り下げます。
データだけでは伝わらない、
自分のゴルフをAIへどう言葉にするのか。
「育てるAI × Golf」の中でも、
Golf Bridgeらしさが強く出るテーマです。
Golf Bridge
「AIと考えるゴルフ。」
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