AI × Golf Club Selection
AIでZXi RKT試打後の次のシャフトを考える方法|ChatGPTと考える再試打
スリクソン ZXi RKTを試打してみた。
ヘッドには好感触があった。
でも、純正装着シャフトについては少し気になることがあった。
そんなとき、
「次はどんなシャフトを試せばいいんだろう?」
と迷うことがあります。
ここで、いきなり人気シャフトや高価なカスタムシャフトを探し始める必要はありません。
まず使いたいのは、自分が実際にZXi RKTを打って得た試打結果です。
Golf Bridgeでは、試打データ、自分の感覚、現在使用しているクラブ、フィッターやショップスタッフから受けたアドバイスをChatGPTへ入力し、次の試打で確認したいシャフト条件を整理する方法を提案します。
AIに「あなたにはこのシャフトがベストです」と決めてもらうのではありません。
1回目の試打を、2回目のより良い試打につなげる。
そのためにChatGPTを使います。
1回の試打でシャフト選びを終わらせなくてもいい
ゴルフショップなどで新しいドライバーを試打すると、その場で良い結果が出れば購入したくなることがあります。
もちろん、純正装着シャフトで振りやすく、弾道やばらつきにも納得できたのであれば、それは重要な結果です。
一方で、
- ヘッドは良さそうだけれど少し振りにくかった
- タイミングを合わせにくかった
- 思っていた弾道にならなかった
- 現在のシャフトの方が振りやすく感じた
- 数値は良いのに自分の感覚では違和感があった
- もう少し違う条件でも試してみたいと思った
ということもあります。
それなら、その違和感を「合わなかった」で終わらせず、次の試打へ使います。
最初に「良かったこと」と「気になったこと」を分ける
再試打を考える前に、ZXi RKTを打ったときの感想を整理します。
例えば、
良かったこと
- ヘッドの構えやすさが好みだった
- 打感に違和感がなかった
- キャリーが伸びた
- 左右のばらつきが小さかった
- ミスしたときも大きく曲がらなかった
- 弾道の高さがイメージに近かった
気になったこと
- 少し重く感じた
- 少し軽く感じた
- 切り返しでタイミングを取りにくかった
- 振り切りにくかった
- 現在のシャフトほど安心して振れなかった
- 何球か打つと振りづらくなった
ここで重要なのは、原因を自分で決めつけないことです。
「重く感じたからシャフト重量が原因だ」
「右へ行ったからシャフトが硬すぎる」
とすぐに結論を出す必要はありません。
まずは起きたことと、自分が感じたことを記録します。
試打データがあるならChatGPTへ入力する
弾道計測器を使った場合は、確認できる数値も残しておきましょう。
- キャリー
- トータル距離
- ボール初速
- 打ち出し角
- スピン量
- 左右方向の結果
ただし、一番良かった一球だけを入力するのではなく、可能であれば複数球の傾向を見ます。
さらに、
- 振りやすかったか
- タイミングを取りやすかったか
- 力まず振れたか
- ミスを怖がらず振れたか
- 現在のクラブと比べてどう感じたか
という主観的な情報も入力します。
計測データだけでも、感覚だけでもなく、両方をAIへ渡す。
これが再試打設計の材料になります。
現在調子の良いシャフトの情報も一緒に使う
現在使っているドライバーが調子良いのであれば、そのシャフト情報も重要です。
前回の記事で整理した、
- シャフトメーカー
- モデル名
- フレックス
- 重量
- トルク
- 調子などメーカー公表の特性
- 実際に使って感じていること
を今回も使います。
するとChatGPTへ、
「現在うまく使えている条件」
と、
「ZXi RKTの1回目の試打で感じたこと」
の両方を渡すことができます。
ゼロからおすすめシャフトを聞くよりも、実際の自分の経験を基準に次の試打を考えやすくなります。
ChatGPTに「おすすめシャフト」ではなく「次に試す条件」を聞く
ここがこの記事の重要なポイントです。
いきなり、
私におすすめのシャフトを教えてください。
とは聞きません。
代わりに、
この試打結果から、次の試打で比較すると原因を整理しやすいシャフト条件を考えてください。
と依頼します。
例えばAIには、
- 重量帯を変えて比較する意味があるか
- 同じ重量帯で異なる設計を比較する意味があるか
- 現在使用中のシャフトに近い条件を試す意味があるか
- フレックス違いを確認する意味があるか
- シャフトより先にロフトなど別条件を確認すべき可能性があるか
- フィッターへ何を質問すれば良いか
を整理してもらいます。
AIに商品名を当ててもらうのではなく、次の比較実験を設計してもらうイメージです。
そのまま使えるChatGPTプロンプト
スリクソン ZXi RKTドライバーを試打しました。
1回目の試打結果をもとに、次の試打でどのようなシャフト条件を比較すると良いか一緒に整理してください。
【現在使用しているドライバー】
ヘッド:
ロフト:
シャフト:
フレックス:
シャフト重量(分かれば):
トルク(分かれば):
調子などメーカー公表の特性(分かれば):
【現在のクラブについて】
気に入っている点:
振りやすさ:
タイミング:
普段の弾道:
よく出るミス:
【試打したZXi RKT】
モデル:
ロフト:
シャフト:
フレックス:
シャフト重量(分かれば):
トルク(分かれば):
調子などメーカー公表の特性(分かれば):
【試打データ】
平均キャリー:
トータル距離:
ボール初速:
打ち出し角:
スピン量:
左右へのばらつき:
その他:
【実際に感じたこと】
良かったこと:
気になったこと:
振りやすさ:
タイミング:
弾道の印象:
現在のクラブとの違い:
【フィッター・ショップスタッフから受けたアドバイス】
:
この情報をもとに、
・今回の試打で確認できたこと
・まだ判断できないこと
・現在のシャフトと比較して違う点
・次の試打で確認したいシャフト条件
・一度に複数条件を変えすぎないための比較順序
・シャフト以外に確認した方が良い条件
・フィッターへ質問したいことを整理してください。
具体的なシャフト製品を提案する場合は、なぜ候補にするのかを説明し、私に合うと断定しないでください。
重量、トルク、フレックス、調子などメーカーによって表記や測定基準が異なる可能性を考慮してください。
確認できないスペックは推測しないでください。
今回の試打結果の原因をシャフトだけに決めつけないでください。
最終判断は再試打とフィッティングで行います。
🤖 ChatGPTでこのプロンプトを使う方法
- ZXi RKTを試打したあと、できるだけ早く感想を記録します。
- 弾道計測データがあれば保存します。
- 現在使用しているドライバーとシャフト情報も準備します。
- 上のプロンプトをコピーしてChatGPTを開きます。
- 分かる範囲で情報を入力します。
- 不明な項目は無理に埋めず「不明」とします。
- AIが整理した「次に確認する条件」を読みます。
- 候補が多い場合は「次の試打で優先する3項目に絞って」と追加質問します。
- 整理した内容をショップスタッフやフィッターにも相談します。
- 条件を変えて再試打し、実際の結果を確認します。
iPhoneやAndroidで試打結果をメモしておけば、ショップを出たあとでもChatGPTへ入力できます。
利用しているChatGPTの環境で画像入力に対応している場合は、計測画面や確認したクラブ情報を相談材料として追加する方法もあります。
ただし画像から読み取れない数値や仕様を推測させず、重要な情報は実際の表示やメーカー情報、ショップスタッフにも確認してください。
次の試打では「一度に全部変えない」
再試打で注意したいのは、比較条件を一度に変えすぎないことです。
例えば、
- ヘッドモデル
- ロフト
- シャフト
- フレックス
- クラブ長さ
をすべて同時に変えてしまうと、結果が変わっても何が影響したのか分かりにくくなります。
試打環境で可能な範囲で条件をそろえ、比較したいポイントを絞ります。
ここでもChatGPTに、
次の試打で一度に条件を変えすぎないよう、比較する順番を作ってください。
と頼むことができます。
そして実際に可能な組み合わせについては、フィッターやショップスタッフへ確認します。
再試打では候補を3本程度に絞る
ChatGPTへ相談すると、複数のシャフト条件が候補として挙がることがあります。
しかし、候補を増やしすぎると試打で違いが分かりにくくなります。
そのため次回の試打では、現在使用しているシャフトを基準にしながら、比較する条件を3本程度へ絞る方法がおすすめです。
例えば、
- 現在使用しているシャフトに近い条件
- 純正装着シャフト
- 試打結果から確認してみたい別条件
という3つです。
この3本を比較すれば、「現在の良さ」「純正の特徴」「別条件を試したときの変化」を整理しやすくなります。
もちろん、実際に試せるシャフトはショップやフィッティング環境によって異なります。
ChatGPTが候補を挙げても、実際に試打できるかどうかはショップスタッフやフィッターへ確認しましょう。
再試打用の比較表を作る
2回目の試打では、1回目よりも比較目的を明確にします。
| 比較項目 | シャフトA | シャフトB | シャフトC |
|---|---|---|---|
| シャフト名 | |||
| フレックス | |||
| 重量 | |||
| 平均キャリー | |||
| 左右へのばらつき | |||
| 弾道の高さ | |||
| 振りやすさ | |||
| タイミング | |||
| ミス時の印象 | |||
| 総合的な安心感 |
数値だけでなく、自分の感覚も一緒に記録することがポイントです。
再試打後にAIへもう一度分析してもらう
2回目の試打が終わったら、結果をもう一度ChatGPTへ戻します。
1回目の試打結果と合わせることで、より具体的な比較ができます。
スリクソン ZXi RKTドライバーを再試打しました。
前回の試打結果と今回の再試打結果を比較して整理してください。
【前回の試打】
シャフト:
平均キャリー:
左右へのばらつき:
弾道:
振りやすさ:
タイミング:
気になったこと:
【今回の再試打 シャフトA】
シャフト:
フレックス:
重量:
平均キャリー:
左右へのばらつき:
弾道:
振りやすさ:
タイミング:
ミス時の印象:
【今回の再試打 シャフトB】
シャフト:
フレックス:
重量:
平均キャリー:
左右へのばらつき:
弾道:
振りやすさ:
タイミング:
ミス時の印象:
【今回の再試打 シャフトC】
シャフト:
フレックス:
重量:
平均キャリー:
左右へのばらつき:
弾道:
振りやすさ:
タイミング:
ミス時の印象:
【現在使用しているドライバー】
ヘッド:
シャフト:
現在のクラブで気に入っている点:
この情報をもとに、
・1回目の試打から分かったこと
・2回目の試打で新しく分かったこと
・数値上安定していた条件
・感覚的に振りやすかった条件
・現在のクラブとの違い
・まだ判断できないこと
・フィッターへ確認したいこと
・もう一度試す価値がある条件を整理してください。
特定のシャフトを購入すべきと断定しないでください。
数値と感覚が一致しない場合は、その違いも分けて整理してください。
「純正シャフトで十分」という結論も尊重する
再試打まで行うと、カスタムシャフトの方が良い結果になることもあれば、純正装着シャフトが一番バランス良く感じることもあります。
その場合、「せっかく比較したからカスタムシャフトにしよう」と考える必要はありません。
純正装着シャフトで、
- 飛距離が十分
- 方向性も安定している
- 振りやすい
- タイミングを取りやすい
- ラウンドで安心して使えそう
と感じたなら、その組み合わせも有力な選択肢です。
逆に、現在使っているシャフトの方が明らかに安心できるなら、その条件を基準に考えることもできます。
AIは「高価なシャフトほど良い」「カスタムほど上級」という考え方ではなく、自分にとって必要な違いがあるかどうかを整理するために使います。
フィッターとAIは役割が違う
ChatGPTは、試打結果や自分の感覚を整理することが得意です。
一方、フィッターは実際のスイングや弾道を見ながら、その場でクラブ条件を調整できます。
そのため、どちらか一方だけに頼る必要はありません。
例えば、
- ChatGPTで試打前の仮説を作る
- フィッターと相談しながら実際に打つ
- 試打データを持ち帰る
- ChatGPTで結果を整理する
- 必要なら再試打する
という流れが実践的です。
AIは考えるサポート。
フィッターはリアルな確認。
最後に選ぶのはゴルファー自身。
再試打で結果が変わっても問題ない
1回目と2回目の試打で結果が変わることもあります。
体調、スイング、試打順序、疲労など、さまざまな要因が影響する可能性があります。
そのため、一度の数値だけを絶対視しないことが大切です。
結果が変わった場合はChatGPTへ、
1回目と2回目の試打で結果が違いました。
どちらかを正しいと決めつけず、結果が変わった理由として確認すべき項目を整理してください。
推測で原因を断定しないでください。
と相談できます。
試打の「ばらつき」自体もクラブ選びの材料になります。
Golf Bridgeからのアドバイス
新しいドライバーを試すとき、1回の試打で結論を出さなくても大丈夫です。
むしろ、現在のクラブが調子良いのであれば、比較する価値があります。
今うまくいっている条件を知る。
新しいクラブを試す。
違いをAIで整理する。
必要なら条件を変えて再試打する。
この流れによって、「新しいから欲しい」ではなく、「自分にとって意味のある変化があるか」でクラブを考えられます。
Golf Bridgeは、AIを使ってクラブ選びを難しくするのではなく、迷いを整理し、試打をもっと有意義にする方法を提案していきます。
よくある質問(FAQ)
純正シャフトで結果が良ければ再試打は不要ですか?
十分に納得できているなら、必ず再試打する必要はありません。迷いがある場合や現在のシャフトとの違いをもっと確認したい場合に再試打を検討しましょう。
次に試すシャフトはChatGPTが決められますか?
候補条件を整理することはできますが、実際に合うかどうかは試打やフィッティングで確認する必要があります。
候補は何本くらいが良いですか?
試打時間にもよりますが、多すぎると違いが分かりにくくなります。現在のシャフト、純正装着シャフト、もう一つの条件というように3本程度から比較する方法があります。
カスタムシャフトの方が必ず良いですか?
必ずしもそうではありません。価格やカスタムかどうかではなく、自分が振りやすく、弾道やばらつきに納得できるかを基準に考えましょう。
1回目と2回目で試打結果が違ったらどうすれば良いですか?
どちらかを正しいと決めつけず、試打条件や体調なども含めて確認しましょう。必要ならもう一度比較する方法もあります。
フィッターとChatGPTのどちらを信じれば良いですか?
どちらか一方を選ぶ必要はありません。ChatGPTは情報整理、フィッターは実際の試打や調整という役割で組み合わせて使うのがおすすめです。
1回目の試打を、次のもっと良い試打につなげてみませんか?
ZXi RKTを試打して少しでも気になることがあったなら、その感覚をそのままにせずChatGPTへ整理してみましょう。
現在使っているシャフト、1回目の試打データ、自分が感じたことを入力し、次の試打で確認したい条件を作ります。
その内容を持ってフィッターやショップスタッフと相談し、もう一度打って確かめる。
AIと考えるゴルフ。
Golf Bridgeは、試打を一度きりのイベントではなく、自分に合うクラブへ近づくための対話に変えていきます。
まとめ|試打後の違和感は「次の比較条件」を見つけるヒントになる
スリクソン ZXi RKTを純正装着シャフトで試打して、少し気になることがあったとしても、その場で「合わない」と決める必要はありません。
まず、試打データと自分が感じたことを整理します。
さらに、現在調子良く使えているシャフトの情報も一緒にChatGPTへ入力します。
そこでAIに求めるのは「おすすめシャフトの答え」ではなく、次の試打で比較する条件です。
条件を絞り、実際に再試打する。
再試打後は数値と感覚をもう一度AIへ戻す。
純正装着シャフトで十分だと分かるかもしれません。
現在のシャフトに近い条件が良いと分かるかもしれません。
別の条件を試す価値が見えてくるかもしれません。
どの結果でも、それはクラブ選びが前進したということです。
AIはシャフトを決める存在ではありません。
試打で得た経験を次の試打へつなぎ、自分自身が納得して選ぶためのパートナーです。
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